巨人・井端、最適の2番打者なのに守る場所がない…

夕刊フジ 3月20日(木)16時56分配信

 巨人が模索する2番打者。その最適任者には、残念ながら守る場所がない。

 18日の西武戦(西武ドーム)に「4番・三塁」で先発した村田が1回の守備で負傷交代すると、代役として井端弘和内野手(38)=前中日=が移籍後初めて三塁に入った。

 本職の二遊間と遜色なくこなしたベテランは、「どこでも守れれば出られる近道かな。三塁も守れるようにしたい」とどん欲だ。

 バットでも持ち味を発揮。4回無死一、二塁で「1回1回サインが違うのでパニクった」と振り返りつつも、送りバント、ヒットエンドランとめまぐるしく変わる指示に応え、フルカウントから一、二塁間を破る先制の右前適時打を放った。

 川相ヘッドコーチは「井端ならではじゃないですか。空振りの多い人にはなかなか出せない作戦。いい味を出してくれた」と絶賛。高い作戦遂行能力はつなぎ役の2番にうってつけだが、現時点で内野の定位置は満席で先発出場は難しい。

 この日は1軍復帰した松本哲が「2番・中堅」で先発したが、1回無死一塁から初球打ちで二ゴロ併殺打。4回の中前打で挽回したものの、6回には四球で出塁しながらけん制死でそのまま交代に。一発回答とはならなかった。

管理人コメント 守る場所が無いということはもともと控えとしか考えていないように思います。少しかわいそうですね。

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