AFP=時事 3月11日(火)13時19分配信
【AFP=時事】禁止薬物使用の烙印(らくいん)を押され、球界から遠ざかっていたバリー・ボンズ(Barry Bonds)氏が10日、春季キャンプ期間中の打撃コーチとしてサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)に復帰した。
米大リーグ(MLB)の不名誉なステロイド時代を象徴するボンズ氏は、以前よりもかなりほっそりとした姿で、ジャイアンツがシーズン前のキャンプを行っている米アリゾナ(Arizona)州のスコットデール・スタジアム(Scottsdale Stadium)に現れた。
ジャイアンツのブルース・ボウチー(Bruce Bochy)監督は、ボンズ氏の復帰を「歓迎」しながらも、1週間の任期中にボンズ氏が具体的にどのような役割を担うのか明らかにしていない。
ボウチー監督は、「われわれは、いつでも彼を歓迎する用意ができているよ」とコメントした。
MLB通算本塁打記録保持者のボンズ氏は、論争の的になった自身のキャリアと運動能力向上薬物の使用について質問されると、「私はもう出廷したんだ」と述べて回答を拒んだ。
ボンズ氏は、チームに所属する若手選手たちと練習できることを楽しみにしていると語っている。
「たった7日間だけど、若手やベテランが私から何かを吸収してくれればいいと思う」
■ボンズ氏、ジャイアンツと長期契約か
現在49歳のボンズ氏は、米球界を取り巻いたステロイドスキャンダルで中心人物の一人だった。
ボンズ氏は、米国内の多くのアスリートに運動能力向上薬物を提供していたサンフランシスコ(San Francisco)の栄養補助食品会社バルコ(Bay Area Laboratory Co-operative、BALCO)社に関する連邦大陪審での証言が審理妨害にあたるとして、2011年に有罪判決を受けた。
ボンズ氏は、かつて薬物を使用していたジェイソン・ジアンビー(Jason Giambi)やマーク・マグワイア(Mark McGwire)氏に続き、ジャイアンツで新たな一歩を踏み出すことになった。
連邦大陪審の報告書でステロイドの使用を認めていたジアンビーは、現在クリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)で2シーズン目を迎えている。
同じく運動能力向上薬物の使用を認めたマグワイア氏は、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)で打撃コーチを務めている。
最後の15シーズンをジャイアンツでプレーしたボンズ氏は、2007年に退団するまで通算762本塁打を記録した。
ボンズ氏は、ジャイアンツと春季キャンプへの参加を含めた10年契約を結んだのではないかとされている。【翻訳編集】 AFPBB News
管理人コメント
選手として復帰かと思いましたが残念ながらコーチとしてでしたね。
薬物の問題が無ければどれだけの生涯成績を残していたかと思うととても残念です。

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