オリ鉄平「やっぱり3割」 09年首位打者の輝きもう一度

3月 10th, 2014

スポニチアネックス 3月10日(月)9時37分配信

 宮古島キャンプ中、オリックス・鉄平の練習メニューは一貫していた。「ポイントは打撃。元のように戻したい。若い子に負けないようにアピールしないといけない立場なので」。ランチ特打で打ち込み、その後も室内練習場に移って打撃マシンと向き合った。09年には打率・327で首位打者を獲得。すべては、あの時の輝きを取り戻すために――。

 2月の紅白戦や練習試合では、4試合連続で打点を挙げるなど、15打数6安打の打率・400と復活の兆しを見せた。それでも鉄平は首を縦には振らなかった。「2割4分、5分では話にならない。やっぱり3割」。追い掛ける目標が高いのは知っている。だからこそ、納得するまでバットを振る日々が続いた。

 求道者のような姿に、刺激を受けた選手も多い。今季に復活を懸ける11年最多安打の坂口は「同じ左で外野手だし、自分には素晴らしいお手本。勉強にもなるし、刺激にもなる」と打ち明ける。森脇監督も鉄平の加入を「いい競争が生まれる」と歓迎。指揮官の構想では「いろんな打順に当てはまる」と、1~7番で全て適応できると判断し、日替わり打線のキーマンにも考えている。

 昨季、楽天は球団初の日本一に輝いたが、鉄平は7月以降、2軍暮らしだった。新天地で用意された背番号0に「再出発するには、ピッタリの番号」と感謝した。2度目の移籍をチャンスと考え、野球人生の岐路で冷静に自分を見つめている。7日の巨人戦(京セラドーム)で左太腿裏の張りを訴えたが、開幕に支障はない。復活に懸ける思いは、誰にも負けない。

 ◆鉄平(本名・土谷 鉄平=つちや・てっぺい)1982年(昭57)12月27日、大分県生まれの31歳。津久見から00年ドラフト5位で中日に入団。05年オフに金銭トレードで楽天に移籍し、09年には首位打者を獲得。13年オフに後藤とのトレードでオリックス移籍。1メートル78、78キロ。右投げ左打ち。

管理人コメント 首位打者を獲った実力もありますし、まだまだ若いので復活をできると思います。

(116)

虎ワーストタイのオープン戦7試合白星なし…5年ぶり6連敗

3月 9th, 2014

デイリースポーツ 3月9日(日)16時17分配信

 「オープン戦・阪神2‐3巨人」(9日、甲子園)

 阪神はドラフト6位の岩崎が先発。序盤は走者を背負いながらも三回まで無失点に抑えた。

 しかし1点リードの四回、先頭の阿部に死球。続くロペス、片岡に連打されて無死満塁に。ここで坂口に押し出し四球を与えて同点。大田は一邪飛に打ち取ったが、1番・坂本に勝ち越しの中犠飛を打たれた。

 さらにアンダーソンに左前適時打を許し、この回は計3点を失った。岩崎は4回7安打3失点。球威、制球ともに課題が多く見える投球内容だった。

 巨人は菅野と開幕投手を争う内海が先発。初回に味方の野選と失策絡みで1点を失ったものの、4回を1安打1失点。変化球の切れ、制球とも良く、順調な仕上がり具合を示した。

 阪神は打線がこの日も低調。七回は1死から、マートンがチーム2本目となる安打を放ったが、福留、途中出場の森田が凡退した。

 2点を追う八回、無死一塁から新人・梅野だ代打出場。左越えの適時三塁打を放ってアピールした。しかし得点はそこまで。オープン戦5年ぶりの6連敗で、初戦から7戦白星なしは1980年のワーストに並んだ。

管理人コメント

シーズンでは巨人の独走を阻止してセリーグを面白くしてくれることを期待しています。

(108)

藤浪VS大谷、156キロで鳥谷斬りなど大谷が5回1失点で“完勝”

3月 8th, 2014

サンケイスポーツ 3月8日(土)15時38分配信

 阪神・藤浪晋太郎投手(19)と日本ハム・大谷翔平投手(19)との先発対決が8日、甲子園で行なわれたオープン戦で実現した。2012年3月21日のセンバツ1回戦以来(藤浪の大阪桐蔭高が9-2で勝利)となる投手としての激突に聖地には多くのファンが詰めかけた。

 藤浪は二回に3者連続空振り三振を奪うなど序盤はピンチを招くも要所を締めていたが、本調子を欠いた投球が続いた。

 三回一死二塁で杉谷に141キロ直球を左前に弾き返され先制点を献上。杉谷が「魂の一打です!」と球団広報を通じて藤浪撃ちの喜びを語るほど日本ハム打線には気迫があった。藤浪はその後、続く西川の打席で二盗され西川には三遊間突破の適時打を浴び、リードを2点に広げられた。

 さらに五回には一死二、三塁から西川に2点右前打を許し、二死二塁からは稲葉に左前適時打と精彩を欠いた。

 藤浪は5回9安打5失点、101球で降板した。大阪桐蔭高の先輩、中田には2打席連続空振り三振&遊ゴロと完勝したが、課題だった対左打者で被安打「8」や計3盗塁を許すなど課題を残した。今度は開幕2戦目となる3月29日の巨人戦(東京ドーム)に向けて立て直しを図る。

 一方、大谷は5回2安打1失点と好投した。

 一回二死で鳥谷を空振り三振に仕留めた際、今年最速タイの156キロを計時し、スタンドをどよめかせた。二回先頭のマートンに中前打を許したが、続く新井貴を二ゴロ併殺打に片付けピンチを脱した。五回は一死後に四球、右前打で一、三塁を招いたが、坂の二ゴロ併殺崩れの間に1点を失ったのみだった。

 速球にスローカーブを効果的に交えるなど緩急を使った投球で阪神打線から凡打の山を築き、開幕ローテ入りをたぐり寄せた。

管理人コメント 大田に投手は投げても打ってもすごく本当に将来が楽しみです。開幕前に156キロを出せる日本人投手はなかなかいないですね。

(108)

中日・浅尾 右ヒジの全治不明

3月 7th, 2014

東スポWeb 3月7日(金)11時10分配信

 

右ヒジの張りで開幕一軍が絶望となった中日・浅尾の診断結果が球団から発表された。6日、名古屋市内の病院で右ヒジ関節内側側副靭帯損傷と診断された。全治は不明。2週間後に再度検査をして、その後の方針を決める。浅尾は4日、ナゴヤ球場での練習後に右ヒジの違和感を訴え、5日に名古屋市内の病院を受診。6日、改めて別の病院で精密検査を行っていた。

 

 

管理人コメント 非常に残念です。すばらしい成績を残してから怪我が続いていますね。一日でも早く完治してほしいです。

(112)